Nov 21, 2021アジャイル開発が今求められている理由ウォーターフォール開発の問題点 ウォーターフォール開発は変化に弱い プロダクトが完成するまでユーザがプロダクトを使えないため、本当にユーザが欲しているプロダクトか確かめるのが難しい 現実世界は VUCA world VUCA とは、先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態を指します。 V(Volatility:変動性) U(Uncertainty:不確実性) C(Complexity:複雑性) A(Ambiguity:曖昧性) ユーザの要求は変化するのが常ですし、システム開発の始めからすべての要件をまとめるのはほぼ不可能です。 アジャイル開発とは ウォーターフォールの問題点を踏まえ、IT 業界の先駆者たちが 2001 年にアジャイル開発宣言を行いました。 アジャイルソフトウェア開発宣言 アジャイル宣言の背後にある原則 スクラム スクラムは約9割のアジャイル開発で使われる手法で、アジャイルとスクラムが同義語のように使われることもよくあります。Agile2 min readAgile2 min read
Nov 21, 2021Flutter Web の採用基準Flutter は iOS, Android, Web アプリの同時開発が可能で、個別に開発するより効率が大幅に上昇します。しかし、とくに Web では Flutter を採用しにくい状況もあります。以下の条件が当てはまるなら、Web では Flutter 以外を採用するのが良いかもしれません。 ● SEO が必要な場合 シングルページアプリケーション全般 …Flutter2 min readFlutter2 min read
Nov 21, 2021【UI/UXデザインプロセス】 第8回 ユーザビリティテストを行うユーザビリティテストとは、使いやすさのテストです。実際のユーザにプロトタイプを触ってもらい、使い方が直感的にわかるかどうかをテストします。 Figma にはユーザビリティテストのための仕組みが備わっています。テストしてくれるユーザにリンクを送り、開いてもらうと、ユーザが見ている画面を確認できます。 ユーザビリティテストの行い方 ● 年齢、職業、性別等が異なるユーザを5人程度選びます。 ● ユーザ自身のテストしているのではなく、プロダクトの使い勝手を調べていることを述べて、安心させます。 ● 録画、録音が可能か尋ねます。もし可能であれば、後からユーザビリティテスト結果を解析するのに役立ちます。 ● 必要なら NDA へのサインをお願いします。 ● ある操作をするようユーザにお願いし、戸惑うことなく操作できるかどうか観察します。 ● 自分が感じていることを声に出すようユーザにお願いします。 ● 操作が終わった後、「わかりやすかったですか?わかりにくかったですか?」と尋ね、感想を聞きます。2 min read2 min read
Nov 21, 2021【UI/UXデザインプロセス】 第7回 プロトタイプを作成する● ワイヤフレーム 紙と鉛筆を使ってワイヤフレームを作成します。 上の画像にあるように、詳細な文章を書かずに、おおまかなつくりだけを書きます。そうすることにより、手間をかけずに何度も書き換えることができます。文章を横棒、画像をバツ印で省略します。ボタンの文字のような重要な部分だけ文字を記述します。1 min read1 min read
Nov 21, 2021【UI/UXデザインプロセス】 第6回 アイデアを出すペルソナ、ユーザジャーニーマップ、ユーザストーリーを作ったなら、画面設計に入ります。 ● 画面 ブレインストーミングでユーザの問題を解決する方策をできる限りたくさん出します。ポイントは、質より量です。 クレイジーエイトというブレインストーミングの手法を活用できます。A4 用紙を 3 回半分に折り、8 つの部分に分けます。タイマーを 8 分にセットします …2 min read2 min read
Nov 21, 2021【UI/UXデザインプロセス】 第5回 共感する — ユーザジャーニーマップを作成するユーザジャーニーマップを作成する ユーザジャーニーマップ (user journey map) とは,ユーザが目的を達成するためにとる一連の行動のことです。 ユーザジャーニーマップの作り方 ① ユーザが目的を達成するために必要なステップを書き出します。 ② それぞれのステップにおいて,次のステップに進むために必要なタスクを書きます。 ③ それぞれのステップにおいて,ユーザの感じるであろう感情を書 …1 min read1 min read
Nov 21, 2021【UI/UXデザインプロセス】 第4回 共感する — ペルソナ・ユーザストーリーを作成するペルソナを作成する ユーザの気持ちにさらに近づくため,ペルソナを作成します。 ペルソナ (personas) とは,ユーザグループの必要を代表する想像上のユーザです。ユーザグループ (user group) とは,似た関心,目標,問題を持つ人たちの集合のことです。 ペルソナの特徴は,すべて調査に基づいて考えます。デザイナの考えで決めてはいけません。ユーザグループごとにペルソナを作ります。 ペルソナの作り方 ◎ 代表するユーザグループ ◎ 特徴。顔,名前,年齢,教育,住所,家族構成,職業など。 ◎ 行いたいこと。 ◎ 困っていること。 ◎ キャッチフレーズ。 ペルソナを作ることにはどんな利点があるのでしょうか? ◎ 感情移入が容易になる。 ◎ ストーリーを作りやすくなる。 ◎ 特定の種類のユーザだけにとらわれず,すべてのユーザグループにとって使いやすいデザインを作成するのに役立つ。 ユーザストーリーを作成する2 min read2 min read
Nov 21, 2021【UI/UXデザインプロセス】 第3回 共感する — インタビューし,結果を分析するインタビューの準備をする 質問をあらかじめ考えて,紙に書いておきます。そうすることにより,複数人に対して異なる質問をしてしまったり,質問するのを忘れることを防げます。もちろん,返答に応じて,より深く知るための追加の質問をその場で行うことができます。 準備する質問は,単に「はい」,「いいえ」で答えられる質問よりも,自由に答えられる質問の方が望ましいです。「なぜ」で始まる質問 …2 min read2 min read
Nov 21, 2021【UI/UXデザインプロセス】 第2回 共感するデザイナは,ユーザのことを知っているつもりになりやすいものです。しかし,ユーザの本当の必要,感情を知るには,調査が不可欠です。どんな手法があるでしょうか? 誰が調査を行うかによって2種類に分けられます。 一次調査: 自分がユーザと直接接する調査。例えば,インタビューやアンケートなどが含まれます。 二次調査: 他の人が集めた情報を用いる調査。例えば,本 …Ui Ux2 min readUi Ux2 min read
Sep 12, 2021【UI/UXデザインプロセス】 第1回 デザインシンキングアプリをデザインする際,大切なことは何でしょうか?かっこいい見た目にすることですか?機能をたくさん盛り込むことですか?いいえ。ユーザに焦点を当て,ユーザが抱えている問題を解決するデザインこそ良いUI/UXデザインです。 デザインシンキングとは,問題を解決するためのユーザ中心のアプローチで,次の5つのフェーズから成り立っています。 1. 共感する (Empathize). ユーザの必要,考え,感じ方を理解するフェーズです。調査,インタビュー,観察を通してユーザと問題をはっきりと理解します。感じ方まで理解するのが重要です。デザイナにとって最も大切なのはセンスでもツールの知識でもなく,同情心です。 2. 定義する (Define). 共感フェーズで理解したユーザの必要をもとに,解決すべき問題を定めます。この問題を解決するのがアプリの目的となります。 3. アイデアを出す (Ideate). 問題を解決するたくさんのアイデアを出します。ブレインストーミングとも言われます。Ui Ux Design2 min readUi Ux Design2 min read