【UI/UXデザインプロセス】 第1回 デザインシンキング

アプリをデザインする際,大切なことは何でしょうか?かっこいい見た目にすることですか?機能をたくさん盛り込むことですか?いいえ。ユーザに焦点を当て,ユーザが抱えている問題を解決するデザインこそ良いUI/UXデザインです。

デザインシンキングとは,問題を解決するためのユーザ中心のアプローチで,次の5つのフェーズから成り立っています。

1. 共感する (Empathize). ユーザの必要,考え,感じ方を理解するフェーズです。調査,インタビュー,観察を通してユーザと問題をはっきりと理解します。感じ方まで理解するのが重要です。デザイナにとって最も大切なのはセンスでもツールの知識でもなく,同情心です。

2. 定義する (Define). 共感フェーズで理解したユーザの必要をもとに,解決すべき問題を定めます。この問題を解決するのがアプリの目的となります。

3. アイデアを出す (Ideate). 問題を解決するたくさんのアイデアを出します。ブレインストーミングとも言われます。

4. プロトタイプを作る (Prototype). アイデアを具体化する画面イメージを作成します。

5. テストする (Test). プロトタイプを用いて,ユーザにテストしてもらいます。問題が見つかったなら,前のフェーズに戻って修正します。たくさんのフィードバックを得ることが大切です。

次回のコラムから,デザインシンキングのフェーズをひとつずつ説明します。

参考資料:

Finite Field は、使いやすいデザインにこだわってアプリ開発、システム開発を行います。お気軽にお問い合わせください。

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